HIVがイコール、エイズと勘違いしている人も多いようですが、HIVとエイズは違います。
HIVはヒト免疫不全ウイルスというウイルスの事でHIV-1とHIV-2が存在しています。
「サル免疫不全ウイルス」が突然変異によってヒトへ感染するウイルスになったとされ、非常に変異しやすいのでワクチン作成が難しいウイルスと言われています。
HIVウイルスに感染すると、免疫機能に必要なリンパ球を破壊し体内の免疫力を著しく低下させます。
そのため通常の健康体であれば感染しないような病原体にも感染しやすくなる「日和見感染」を起こし、様々な合併症を併発した状態のことをエイズ(後天性免疫不全症候群)と呼びます。
HIVは通常の生活で感染する事はほとんどありません。
ウイルスは空気や握手等の接触で感染するのではなく、感染者のHIVを含んだ血液や精液、膣分泌液等の体液が粘膜を通して感染するので、同性間の直腸内で射精する肛門性交感染が最も多く、次いで異性間の性行為で感染します。
また覚醒剤の注射器による打ち回しや、輸血、針刺し事故等の医療現場での事故や、母子感染もあります。
またクラミジア等の他の性病に感染しているとHIV感染率は3〜5倍は増加してしまいます。
無知により感染したりさせたりしている事が多いHIV感染。
HIVやエイズに関するきちんとした知識を持ち、不安であれば検査を受け早期発見、早期治療がなによりも大切です。